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大阪・北新地で、“日本酒を軸にしたペアリング”という革新を掲げ、注目を集める和の名店「雅醸(がじょう)」。 その暖簾をくぐると、静謐な空間の中に、和食の奥行きと酒の深みを知り尽くした男が立つ。店主・東 佳正(ひがし よしまさ)氏。1984年、宮城県生まれ。東氏の料理人人生は、調理師学校在学中に始まった。卒業後は大阪・ミナミの名割烹で5〜6年にわたり修業を積み、その後、地酒への情熱を深めるなかで、日本ソムリエ協会認定のSAKE DIPLOMAを取得。2021年、北新地に自身の理想を形にした「雅醸」を開業する。 和食の根幹にあるのは“引き算の美学”。それは日本酒も同じ。過剰ではなく、素材を活かし、五感に語りかけるものを追求する。 料理人としての経験、日本酒ソムリエとしての知識。そして、全国各地の酒蔵を自らの足で訪ね歩き、磨き上げた確かな選酒眼。いまや“日本酒シェフソムリエ”とも称される東氏の言葉は、ひとつひとつに説得力が宿る。 そんな東氏は最初に「HENGE」第一弾商品「UMAMI」の“ペアリング力”について語ってくれた。 料理と調和し、輝く「UMAMI」 「メイラード反応によって旨味が引き出された肉料理や、スパイスや酸味の効いた料理──そんな強い個性を持つ一皿に、しっかり寄り添い、なおかつ酒としての個性を失わない。」 料理と並走しながら、主張しすぎず、されど埋もれない。日本酒に求められる像が、そこにあった。 「穏やかに立ち昇るカラメルやべっこう飴のような芳醇な香り。そこに穀物のふくよかさが加わって、まさに食欲をそそる香りです。」 香りを“料理への誘い”と捉える東氏は、そのアロマを一皿の流れの中に組み込み、次の食材への架け橋にするという。 味の層が、時とともに開く 「口に含んだ瞬間、蜂蜜を思わせる甘美な旨味が広がり、そこに爽やかな苺の香りと酸味が折り重なる。低アルコールとは思えない力強さと、長い余韻が続く。」 単なる軽快な飲み口では終わらず、深い奥行きを残すUMAMIの味わいは、“料理と対等に並ぶ酒”としての存在感を持つ。 そして、UMAMIの最大の特徴は、そのポテンシャルの高さにあると、東氏は続ける。 「常温から燗酒まで、そのときの気分や料理によって使い分けられる万能さも大きな魅力。そして抜栓後の時間経過とともに味わいが変化し、まるで熟成酒のような表情を見せてくれるのです。」 料理とともに変化し、温度とともに開き、時間とともに深化する――そんな動的な魅力が、UMAMIには息づいている。 「味わう」だけではない「体験」としての酒 UMAMIは、ただ飲むだけの酒ではありません。料理とともに、時とともに、『変化』と『余韻』を楽しむ日本酒。食べることが好きな方、季節の料理を大切にされる方には、特におすすめとなります。 東氏の言葉には、和食と酒の両輪を自ら体現してきた者だけが辿り着ける境地がある。 変化する味。広がる香り。響き合う料理。HENGE「UMAMI」は、“食”という舞台の主役を引き立てながら、静かに、しかし確かに印象を残す一本である。 店舗情報 店名:雅醸(がじょう) 住所:大阪府大阪市北区曾根崎新地1-7-6 新日本新地ビル東館 1F...
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銀座の一角、喧騒から離れた静謐な空間に佇む和の名店「安久(あんきゅう)」。
四季の移ろいを料理に映し、繊細で力強い味わいを届けるこの店で料理を預かるのが、料理長・河村鉄兵氏。1981年、千葉県生まれ。高校在学中に調理師免許を取得し、日本料理を志すきっかけとなったのは雑誌で見た一枚の“八寸”だった。
修業先に選んだのは、京都の老舗「杢兵衞」。8年弱にわたり腕を磨いた後も、「一よし」「前田」「大渡」などの名店を渡り歩き、2016年、安久の初代料理長・上田陽三氏に声をかけられ銀座へ。2021年から現職に就き、食材と向き合い、技術を重ねた“芯のある和食”を表現している。
初めてHENGEを口にした時、“自然のままの美しさ”という言葉が浮かびました。
河村料理長がHENGEを口にしたときをこう語ります。
「“削らない米”だからこそ生まれる深い旨味と澄んだ余韻は、一口ごとに表情を変え、最後まで飽きさせません。」
雑味を取り除くのではなく、素材の力を信じて活かす。その姿勢は、まさに料理人としての在り方と重なります。
「軽やかでありながら芯があり、和洋問わず料理を引き立ててくれる特別な一本です。」
和の食材はもちろん、洋のエッセンスを取り入れた一皿とも響き合うHENGE。ジャンルにとらわれず“食と酒の調和”を求める現代の料理人にとって、まさに理想的な存在です。
「伝統と革新が融合した味わいだと感じたお酒です。」
伝統に敬意を払いながら、新しい発想で挑戦する──その融合が「HENGE」の味わいにも、河村料理長の料理にも共通している。
銀座「安久」で、河村鉄兵氏の料理と「HENGE」が織りなすひとときを味わう――それは、五感と心を研ぎ澄ませる特別な体験となるに違いない。伝統を重んじながらも、革新を恐れない。そんな日本料理の未来を照らす光が、ここにある。
店舗情報
店名:安久(あんきゅう)住所:東京都中央区銀座7-5-15 AG1 2Fアクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」徒歩5分、JR「新橋駅」徒歩5分営業時間:18:00~24:00定休日:不定休予約サイト:OMAKASE 安久
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東京・銀座七丁目の静謐な空間に佇む【銀座ふじた】。2022年の創業以来、食通たちを魅了し続ける日本料理店です。店主・藤田雅之氏は、福井での修業を経て、名店「鮨あらい」などで経験を積み、満を持して銀座で独立。福井の旬食材と全国の上質素材を組み合わせ、季節の滋味に富む日本料理を披露しています。品書きは完全予約制の『おまかせコース』一本で、一皿ごとのおいしさと緩急巧みな構成に加え、カウンター和食ならではの心踊るプレゼンテーションも格別です。
そんな銀座ふじた様に、弊社の高級日本酒ブランドHENGEの第一弾商品『UMAMI』をお取り扱いいただいております。実際にご提供いただいた際のご感想を、以下にご紹介いたします。
「HENGEのUMAMIは、酒質の芯が極めて強く、時間の経過や環境の変化に左右されることなく、味わいが崩れることがありません。その力強さゆえに、開栓後も安定したクオリティを保ち続け、最初の一口から最後の一滴まで、確かな“芯”を感じさせてくれるお酒だと感じています。」
銀座ふじた様では、福井の旬食材と全国の上質素材を組み合わせた季節の滋味に富む日本料理を提供されています。その繊細な味わいとHENGE『UMAMI』の豊かな旨味が調和し、食事の時間をより一層特別なものにしてくれます。
ぜひ、銀座ふじた様にて、日本料理とHENGE『UMAMI』が織りなす至福のひとときをご堪能ください。
店舗情報
店名:銀座ふじた
住所:東京都中央区銀座7-5-15 AG1 2F
アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」徒歩5分、JR「新橋駅」徒歩5分
営業時間:18:00~24:00
定休日:不定休
予約サイト:OMAKASE 銀座ふじた
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東京・麻布十番の閑静な住宅街に佇む【鮨こん藤】。2024年1月の開店以来、京都の料亭で磨かれた繊細な感性と、江戸前鮨の粋を融合させた独自の世界観で、食通たちを魅了し続けています。大将・近藤元貴氏が手がける一貫一貫には、四季折々の素材と職人技が凝縮され、訪れるたびに新たな発見があります。
そんな鮨こん藤様に、弊社の高級日本酒ブランドHENGEの第一弾商品『UMAMI』をお取り扱いいただいております。実際にご提供いただいた際のご感想を、以下にご紹介いたします。
「口に含んだ瞬間に広がる旨味と芳醇な香りが印象的です。低アルコールながら感じる力強さは生酛造りならではか、磨かれぬ事の少なかった米本来の味わいなのか。時間経過と共に表情も変えてくれ、楽しみ尽くすことのないお酒です。」
このお言葉は、HENGE『UMAMI』が目指す「変幻自在に広がる、日本酒の無限の可能性」を見事に体現しており、私たちにとっても大変光栄な評価です。
鮨こん藤様では、豊洲市場をはじめ全国各地から厳選した魚介を使用し、シャリとの絶妙なバランスで、極上の一貫を提供されています。その繊細な味わいとHENGE『UMAMI』の豊かなうま味が調和し、食事の時間をより一層特別なものにしてくれます。
ぜひ、鮨こん藤様にて、江戸前鮨とHENGE『UMAMI』が織りなす至福のひとときをご堪能ください。
店舗情報
店名:鮨こん藤
住所:東京都港区東麻布2-12-4 リアルビルディング東麻布3F
アクセス:東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」6番出口より徒歩6分
営業時間:
ランチ:毎週土曜と第1・第3水曜 12:00~14:00(L.O.12:00)
ディナー:火曜~金曜 17:30~22:00、土曜 17:30~22:00
定休日:月曜・日曜
公式サイト:https://www.sushi-kondo.com/
予約サイト:TableCheck 鮨こん藤
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2025年春、神奈川某所で行われたHENGEの第一弾プロダクト『UMAMI』のリリースイベント。招かれたのは、美食を愛し、文化的な感性に優れたお客様たち──上質な時間を求める方々ばかりでした。
イベントでは、UMAMIが象徴する「変幻自在な味わい」が、まさにリアルに体験される瞬間が随所にありました。
■ まったく新しい、日本酒の次元へ
「これまでの日本酒とは明らかに一線を画している。まるで“ワインのような”と表現するのも惜しいほど、未体験の味わいでした。」
繊細でありながら力強さを秘めたUMAMIの風味は、日本酒を熟知した方々にとっても“初めての感覚”。参加者の多くが驚きとともに、その個性の奥行きに静かに頷いていました。
■ 温度と酒器で変わる、味わいの多層性
「温度帯やグラスによって、これほどまでに表情を変える日本酒には出会ったことがない。ひとつの銘柄で、複数の楽しみ方ができる──そんな奥行きにこそ、贅沢を感じます。」
冷酒で感じる張り詰めた旨味、常温で広がる柔らかな酸、温めたときの余韻の深さ。そして、それらを引き出す酒器の選び方までもが、ひとつの“芸術体験”となっていました。
■ 料理とともに昇華するペアリングの妙
「UMAMI単体でも完成されているが、料理と合わせたとき、さらに一段階引き上げられる感覚がある。まるで“舞台が整った時にだけ放たれる本当の力”のようだ。」
イベント当日は、日本料理・フレンチ・モダンチャイニーズといった多様なジャンルの一皿とともにUMAMIが提供されました。それぞれのペアリングにおいて、酒が料理を引き立て、料理が酒を昇華させる──そんな相互作用が繊細に演出されていました。
UMAMIは、ただの日本酒ではありません。「どう飲むか」「誰と飲むか」「何と合わせるか」で、まったく異なる物語を紡ぎ出す、“体験する酒”です。
今後も、HENGEはこの唯一無二の価値を届けるため、味わいの可能性を追求し続けます。
特別なひとときを、HENGEとともに──。
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